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オトー

Author:オトー
2007年12月に、息子オミーと2人で、ビッグ・アイランド(ハワイ島)に旅行する(個人手配旅行)。自然が大好き。

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キラウエア火山の流れる溶岩をヘリコプターから見た!(前編)
 ハワイアンがもともと持っていた宗教観は、日本人としては、とても親しみのわくものだと思います。一神教ではなく、自然界のいろんなところに神様がいて、人間を助けるためではなく、神様の論理で行動していて、もちろん人間にめぐみをあたえてくれることもあれば、災いをもたらすことも。日本が近代化の過程で、国家神道によってゆがめてしまった前の、日本の神道がもっていた宗教観(「八百万の神」など)が思い出されます。自然にたいして謙虚な…。

 いちばん有名なハワイの神様は、キラウエア火山に住んでいる火山の女神ペレ(マダム・ペレ)でしょう。念のため、サッカーの神様?ペレではありません^^;
 姉である海の神と仲の悪いペレは、つねに溶岩を海のなかへと流し込み、そこでは水蒸気がふきあがり、はげしい「けんか」が続いているようです。人間の男と恋をして、妹にキラウエア火山までつれてこさせたところ、到着がおそかったからといって、妹が横恋慕をしたのではないかと疑い、二人を焼いてしまったという伝説があるほどですから、ペレの短気なところといったら、とんでもないほどです。

 そのマダム・ペレの住むキラウエア火山は、いまなお活発な火山活動をつづけています。最近では、1986年から南東のプウオオ噴火口の周辺から溶岩をふきだしつづけています。1990年には、カラパナというふもとのまちを溶岩で埋めつくしてしまったおそろしいマダム・ペレ。その火山の活動のようす、とくに、溶岩が流れるのをこの目で見たいと思いました。

 最初は、インターネットの情報などをみて、ボルケーノ国立公園から海にむかってのびているチェーン・オブ・クレーターズ・ロードの行き止まり、溶岩が道路を埋めてしまったところまで行けば、そこからのハイキングで、流れる溶岩が間近に見られ、また、溶岩が海に流れこみ水蒸気のあがっているようすを見られると思っていました。数時間のハイキングで溶岩がみられるのなら、日本の山でハイキングをしてきたオミーでも大丈夫と思っていました。
 しかし、僕がハワイ島に行ってみたいなあ、と考えているうちに、2007年7月にハワイ島で地震がおこり、それによって地面に新たな亀裂が生まれ、キラウエア火山溶岩だまりの中の溶岩は、その新しい空間をうめているばかりとなり、外へとあふれ出て、海に流れこむ現象は止まってしまったことがわかりました。
 そこで、ハイキングで流れている溶岩を観察することは、あきらめました。

 次に変化がおきたのは、11月末の感謝祭(Thanksgiving Day)のころです。どうやら溶岩は、その新しい亀裂をうめつくしたらしく、亀裂から、北東(森のほう)と、南東(海のほう)へと、新たに流れはじめたのです。そのようすは、アメリカ地質調査所(U.S.Geological Survey)の、ハワイ火山観測情報によって刻々と知ることができました:
 http://hvo.wr.usgs.gov/

 海にこそ流れこんでいませんが、いまでも地表を溶岩が流れています。たとえば、このページの地図で確認してください:
 http://hvo.wr.usgs.gov/kilauea/update/maps.html

 ただし、以前のようにハイキングで歩いていけるようなところは溶岩は流れていません。現地のネイチャー・ツアーの方たちに、メールなどで問い合わせましたが、流れる溶岩を見たいのであれば、ヘリコプターに乗るようにすすめられました(本当にありがとうございましたm<_ _>m)。それからは、ヘリコプターに乗ることを決め、毎週更新される上の地図をみては、溶岩のようすに想像をふくらませました。

 ヒロを滞在先とした僕たちは、ヒロ国際空港からのヘリコプター・ツアーに申し込むことにしました。いろいろ検討した結果、評判のよかった、ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ(Blue Hawaiian helicopters)にお世話になることにしました:
 http://www.bluehawaiian.com/
 ここの「滝と火山のツアー(Circle of Fire plus Waterfalls)」で、2人で、ネット割引もあり、338ドルでした:
 http://www.bluehawaiian.com/bigisland/tours/
 ひとり1万5千円あまりというところでしょうか。これを高いと考えるか、安いと考えるかは、火山にたいする思い入れなどによってちがってくると思います。僕たちは、それだけ払っても、ぜひ、火山の活動しているようす、溶岩の流れるようすをみたいと思ったのです。そして、結論から言えば、大正解でした。後編の内容の先取りになってしまいますが、ここで流れる溶岩の写真をちょっとだけ紹介します:
キラウエア火山の流れる溶岩
※画像はクリックすると拡大します。赤いところが流動性が高く、さらさらと流れていました

 同じブルー・ハワイアン・ヘリコプターズでも、ハワイ島の高級リゾート・ホテルがあるワイコロアの近くの空港からは、日本人のパイロットの方が日本語で案内してくださるツアーがあるようです(ネットで検索してみてください。日本語のサイトもあります)。しかし、僕たちはヒロからなので、申し込みから当日まで、すべて英語でした。それでも、6歳のオミーがヘリコプターの騒音にたえられるだろうか(なんとBOSE社のノイズキャンセリング・ヘッドフォンがあるので大丈夫)、とか、ヘリコプターにのっているあいだ、日本語で二人で会話できるかなど、(英語の)メールで問い合わせたところ、ヘリコプター初心者の僕たちの質問に、親切に、どちらも大丈夫だと教えてくれましたので、とても好感がもてました。

 いざ、ヒロ国際空港に到着すると、駐車場の前が、ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズのカウンターでした。そこでヘリコプターのバランスを考え、座席位置を決めるために、体重の計測があり、そのあと、待合室にはいりました。お水が自由にのめましたし、ハワイの自然のビデオも流れていましたので、くつろいで待っていました。

ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ(カウンター)
※画像はクリックすると拡大します。12月なので、ヒロ国際空港のブルー・ハワイアン・ヘリコプターズのカウンターもクリスマス仕様でした。

 指定された集合時間には、他のお客さんも集まり(合計11人だったので、2機に分乗しました。1機の定員は6人です)、救命胴衣や非常時の安全対策、ヘリコプターに乗るときの注意などのお話しがありました。これも全部英語です。僕の英語は「6割英語」ですが、具体的な話なので、だいたいわかりました。英語のわからない人でも、たぶん、指示に従っていれば、大丈夫なのではないかなあ、とは思いますが、万が一、ヘリコプターのなかで非常事態になったときなどは、やっぱり困るでしょうね^^;

ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ(待合室)
※画像はクリックすると拡大します。待合室のようす。非常用設備の説明なども書いてあるので、事前に読んでおくといいかも。というか、オミーは熟読していました(日本語の説明文もあったので)。

 で、救命胴衣を装着し(子供用のサイズもありました。でも、ベルトをしめるとベルトが長すぎて、ダラリとたれてしまいました^^;)、いざ、ヘリコプターへ。乗り込む直前に、トイレもありました。準備万端で、これから約50分の旅に出発です。

 ちなみに、ヘリコプターにはカメラ、ビデオ以外のものは持ち込めません。荷物はカウンターであずかってくれます。僕は、デジタル一眼レフなので、レンズケースにいれた300mmの交換望遠レンズを一緒にもちこみたいと言ったのですが、それはことわられてしまいました。溶岩のアップもとりたい、景色もとりたい、となると、広角から望遠までのズームレンズがいいかもしれません。あるいは、望遠と広角と別のカメラにつけて、カメラ2個でもいいのかも…?? おひとりさま、カメラ1個まで、なんでしょうかね。そこはわかりませんでした^^;

ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ(ヘリコプター)
※画像はクリックすると拡大します。僕たちの乗るヘリコプターが轟音をたてながら近づいてくると、興奮しました。

(後編につづく)

※後編はこちら:
http://bigisland5.blog28.fc2.com/blog-entry-9.html


テーマ:ハワイ - ジャンル:海外情報

自然 | 21:22:15 | Trackback(1) | Comments(0)
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キラウエア火山の流れる溶岩をヘリコプターから見た!(後編)
※前編はこちら: http://bigisland5.blog28.fc2.com/blog-entry-7.html  ヘリコプターに乗る前に、体重のバランスを考えて、座席の場所が指定されます。パ... 2008-01-10 Thu 21:16:00 | ハワイ島が好き!

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